4月6日、愛知県の中部国際空港と台中国際空港が友好空港提携を締結し、姉妹空港となった。心から祝意を表し、それを伝える中央通信社の記事を下記に紹介したい。

台湾国際放送も「調印式は台中国際空港のロビーで行われ、台中市の林佳龍・市長、立法院の蔡其昌・副院長、交通部の范植谷・次長、日本の中部国際空港株式会社の代表らが出席した。姉妹関係の協定書には、台中空港の張瑞澍・主任と、日本の中部国際空港株式会社の友添雅直社長がサインした」と伝えている。

ちなみに、日本と台湾の空港が姉妹提携するのは、昨年9月16日に成田国際空港と桃園国際空港が姉妹空港覚書を締結したことに続く2件目。


台中空港、セントレアと友好空港に さらなる観光発展に期待集まる

【中央通信社:2017年4月6日】

台中国際空港(台中市)と中部国際空港(愛知県常滑市)は6日、台中空港で友好空港提携を結んだ。台湾と日本双方の中部地方では近年、自治体や観光団体など官民一丸となった国際交流が盛んで、観光発展の促進に期待が集まっている。

台中空港が他空港と友好関係を結ぶのは初めて。双方の空港間にはこの日、マンダリン(華信)航空の定期チャーター便も就航。関連の記念式典に出席した林佳龍台中市長は、国際化の一里塚だとした上で、多くの日本人観光客の来訪を呼びかけた。

中部国際空港の友添雅直社長は、台中と名古屋を結ぶ定期便の早期就航による相互送客の促進に期待を寄せた。