事件の容疑者が特定され、警察の捜査が進む八田與一銅像損壊事件だが、切断された頭部の発見には未だ至っていない。
報道によれば、警察の取り調べに対し、李承龍容疑者は「頭部は切断したが持ち去ってはいない。首の上に乗せておいた」などと供述しているといい、一時釈放後には自身のFacebook上に「切断した頭部は首のところに乗せておいた。慰霊祭の最中に、何かの拍子に首が落ちて式典が騒然とするのを期待したからだ。これでは計画がぶち壊しだ。誰が頭部を持って行ったんだ」などというふざけた内容を書き込んでおり、警察も頭部の発見に全力を挙げている。
本日午前、自由時報などが報じたところによれば、李容疑者が未明に再び自身のFBに「明日(19日)午後4時、中華統一促進党本部に「プレゼントを届けます」と書き込み、これが八田銅像の頭部なのではないかという憶測が広がっている。また同じFBには、昨年夏に李容疑者とともに放火事件を起こした人間(何守為)が、黒い布で覆った頭部のようなものの画像を掲載しており、注目が集まっている。