本会HPや本会メールマガジンで既報の通り、本日昼、台北市内のホテルにて「台湾歌壇創立50周年記念式典」が開かれ100人近くが出席した。
式典には日本台湾交流協会台北事務所の沼田幹夫代表も来賓として出席、「(日本人の私でさえ)歌を詠むことは出来ない。かくも多くの台湾の皆さんが熱意を持って歌を詠まれていることに敬意を表したい」などと挨拶した。
また、代表を務める「老台北」こと蔡焜燦先生は「50年前に前身である『台北短歌研究会』が呉健堂先生によって設立されたとき、台湾社会では台湾語も日本語も使うことは許されず、毎月の例会開催もそのたびに申請が必要だった。それが今になってみると、和歌や徘句、川柳などの集まりには日本語世代と呼ばれる年配者だけでなく、多くの若者も参加している」などと感慨深く語った。
式典では、来賓として日本から出席した台湾協会の森田高光会長より感謝状が贈られ、蔡焜燦先生が代表として受け取ったほか、会場は本会の渡辺利夫会長、奇美実業創立者の許文龍氏などから贈られた花で彩られた。