昨年、台湾に蔡英文政権が発足してから7ヵ月後の12月28日、交流協会は本年1月1日をもって「日本台湾交流協会」に名称を変更すると発表し、1972年に設立後、45年目にして初めて名称を変更しました。
1月3日には同協会台北事務所のプレート除幕式が開かれ、出席した亜東関係協会の邱義仁会長は「単なる改名を超えた深い意義がある」と述べ、同協会も5月17日に「台湾日本関係協会」へ改称することとなりました。
一方、アメリカではトランプ氏が大統領に当選、蔡総統と電話会談し、安倍総理とは特に密接な印象が強く、頻繁に連絡を取り合っています。
つきましては、日本台湾交流協会顧問として名称変更を決めた理事会にも出席されている池田維先生に、なぜ交流協会が名称を変更したのかについてお話しいただき、また、今後の米国、日本、台湾はどのような関係が望ましいのか、中国を視野にその展望をお話しいただきます。
セミナー終了後は、池田先生を囲んで懇親会を開きます。奮ってご参加ください。
記
◆日 時:平成29年(2017年)5月27日(土) 午後2時30分~4時30分(2時開場)
◆会 場:文京シビックセンター 3階 会議室1(東京都文京区春日1-16-21 TEL:03-5803-1100)
*正面入口右側のエレベーターをご利用下さい。
【交通】地下鉄:丸ノ内線・南北線 後楽園駅 徒歩2分 都営三田線・大江戸線 春日駅 徒歩3分
JR総武中央線 水道橋駅 徒歩10分
◆演 題:交流協会の名称変更と今後の日米台関係
◆講 師:池田維先生(日本台湾交流協会顧問、霞山会理事長)
[いけだ・ただし] 昭和14年(1939年)、兵庫県生まれ。東大法学部卒業後、外務省に入省。アジア局中国課長、米国大使館参事官、カナダ大使館公使、タイ大使館公使、アジア局長、官房長等を歴任。オランダ大使、ブラジル大使を経て外務省を退官。2005年5月に交流協会台北事務所代表(駐台湾大使に相当)に就任。天皇誕生日祝賀会や叙勲を続け、台湾人観光客のノービザや運転免許証の相互承認実現などに尽力。尖閣諸島沖での台湾遊漁船と海保巡視船の衝突沈没事故では台湾政府と交渉して事態を収拾。2008年7月に離任。日本台湾交流協会顧問、霞山会理事長、立命館大学客員教授。主な著書に『日本・台湾・中国─築けるか新たな構図』『激動のアジア外交とともに』など。
◆参加費:1,500円(会員) 2,000円(一般) 1,000円(学生) *当日ご入会の方は会員扱い
◆申込み:こちらのお申し込みフォームをご利用になるか、「お名前、ご連絡先お電話番号、会籍(会員・一般・入会希望のいずれか)、懇親会への参加・不参加」をご明記のうえ、下記の本会事務局までメールもしくはFAXにてお申し込みください。*5月26日(金) 締切
◆懇親会:講師を囲んで会場の近くにて[参加費=3,000円 学生:2,000円]