日本と台湾の間に国交はない。それにもかかわらず、その絆はますます強くなっている。親密度を表す指標として、分かりやすいのは人の往来だ。昨年、日本からは189万人、台湾からは429万人、双方で619万人となっている。2014年が460万人、2015年が542万人だったから、毎年ほぼ80万人ずつ増える活況を呈している。
姉妹都市など都市間提携の頻度も高く、1979年以来66件を数えるが、2012年以降の6年間で48件に上り、全体の70%以上に及んでいる。高校生の台湾への修学旅行も急増し、昨年度は米国を抜いて3万6,356人となって1位になり、台湾からも2011年度に韓国を上回って1位となっている。鉄道提携も2013年から急増し、この5年間ですでに26件にも及ぶ。
日台間には、姉妹校はもちろん神社と廟、温泉、動物園、博物館、教育委員会、弁護士会の提携、災害時の医師派遣協定や防災協定も提携している。本会の柚原事務局長に、なぜ日台間では提携が急増し、分野が広がっているのか、その要因や背景について話していただく。
セミナー終了後は、柚原事務局長を囲んで懇親会を開きます。ご参加の方は、申し込みフォーム、メール、FAXにてお申し込み下さい。
記
◆日 時:平成29年(2017年)6月24日(土) 午後2時30分~4時30分(2時開場)
◆会 場:文京シビックセンター 5階 会議室A *低層階用のエレベーターに乗り、5階「区民会議室」で降りてください
東京都文京区春日1-16-21 TEL:03-5803-1100
【交通】地下鉄:丸ノ内線・南北線 後楽園駅 徒歩2分 都営三田線・大江戸線 春日駅 徒歩3分
◆演 題:ますます強くなる日台の絆
◆講 師:柚原正敬(日本李登輝友の会常務理事・事務局長)
[ゆはら・まさたか] 昭和30年(1955年)、福島県南相馬市生まれ。早稲田大学中退。同57年、専務取締役編集長として出版社「展転社」を創立、主に天皇、大東亜戦争、台湾に関する著書を担当編集。平成7年、台湾研究フォーラムを設立。同14年、日本李登輝友の会の設立とともに常務理事・事務局長に就任し現在に至る。共著に『台湾と日本・交流秘話』『李登輝訪日・日本国へのメッセージ』など。
◆参加費:1,500円(会員) 2,000円(一般) 1,000円(学生) *当日ご入会の方は会員扱い
◆申込み:こちらのお申し込みフォームをご利用になるか、「お名前、お電話番号、会籍(会員・一般・入会希望のいずれか)、懇親会への出欠」を明記の上、メールもしくはFAXにて、下記の本会事務局までお申し込み下さい。
◆締め切り:6月23日(金)
◆懇親会:講師を囲んで会場の近くにて [参加費=3,000円 学生:2,000円]