本殿に掲げられているのが、李登輝総統の揮毫による扁額

鎌倉・江ノ島に建立の児玉神社は、第4代台湾総督の児玉源太郎・陸軍大将(1852年~1906年)をご祭神としています。児玉大将は卓越した軍略の才と政治手腕をもって知られ、陸軍大臣、陸軍大学校長、文部大臣、内務大臣、台湾総督等の要職を歴任する一方、郷里の山口県徳山に私費で児玉文庫を設立し、青少年育成にも尽力されました。

日露戦争においては内務大臣を辞し、自ら降格して参謀本部次長として対露作戦指導に全力を傾注、特に難攻不落の旅順要塞の陥落は直接指揮により成功した作戦で、日露戦争勝因の一つと言われています。

台湾総督としては後藤新平を民政長官に抜擢し、8年間に衛生状態の改善、交通インフラの整備、産業振興、教育などの近代化を断行して台湾を劇的に変え、台湾の人々から今なお敬愛されています。

児玉神社は、後藤新平などの発起により1921年(大正10年)に創建され、歿後100年を迎えた2006年7月23日には100年祭を斎行し、当時の小田村四郎・会長をはじめ本会会員などが多数参列し、李登輝元総統が揮毫された「兒玉神社」の扁額除幕式も行われました。

台湾少年工ゆかりの神社でもある児玉神社は、すでに100年近くを経ており、阿里山檜を使用した拝殿の柱が腐り、昨年5月2日の例大祭直後より保存修復工事に取り掛かっています。併せて、社務所や参道整備工事も実施する予定だそうです。

つきましては、台湾とご縁が深い児玉神社の社殿修復事業に本会も奉賛金をもってご協力することと致しました。ご寄付の経過や結果は「メルマガ日台共栄」やホームページでお知らせします。何卒ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

                                    日本李登輝友の会

*本会会員の皆さまには、4月に郵送でご案内させていただいております。

*八田與一像修復・復元「緊急募金」と重なり、HPでのご案内が遅れましたこと、ご了承のほどお願い申し上げます。


児玉神社社殿修復事業ご寄付要綱

◆ 1口=2,000円 (何口でも結構です)

 ・ご寄付期間:2017年4月~2018年4月
 ・お礼状はお出し致しませんので、ご了承のほどお願いします。
 *15口(3万円)以上の篤志者の方には、李登輝元総統ご揮毫の色紙(印刷)や文鎮を贈呈の予定です。

◇郵便振替  口座番号:00110-4-609117  加入者名:日本李登輝友の会
       ・通信欄に「児玉神社」「お見舞い」などとお書き添えください。
       ・一般の方は郵便局備付けの郵便振替用紙を、本会会員は機関誌添付の郵便振替用紙をお使い下さい。

◇郵便貯金  記号-番号:10180-95214171 加入者名:日本李登輝友の会

◇銀  行  三菱東京UFJ銀行  本郷支店  普通:0012742
       日本李登輝友の会 事務局長 柚原正敬
       (ニホンリトウキトモノカイ ジムキョクチョウ ユハラマサタカ)

◆日本李登輝友の会(会長:渡辺利夫)
0338682111