谷崎泰明・日本台湾交流協会理事長(写真はインドネシア大使時代のもの)

日本と台湾と窓口機関である日本台湾交流協会は6月19日、今井正理事長の後任に同日付で谷崎泰明(たにざき・やすあき)前駐インドネシア特命全権大使が就任したと発表した。

台湾紙・聯合報は、「谷崎理事長は、これまで台湾に関する業務に直接携わったことはないが、日台関係といっても台湾や中国だけに目を向けるのではなく、より大局的にグローバルな視点で考えるべきであり、谷崎理事長のヨーロッパや東南アジアにおける経験が役立つものと期待している」という交流協会関係者のコメントを報じている。

谷崎泰明(たにざき・やすあき)
1952年10月20日、東京都生まれ。東大法学部から1975年に外務省入省。語学はドイツ語。アジア局南西アジア課長、経済協力局有償資金協力課長、欧亜局西欧第一課長などを歴任後、1998年に在ドイツ日本大使館公使、2001年に大臣官房総務課長に就任。その後、領事局長、欧州局長、駐ベトナム特命全権大使、研修所長、駐インドネシア特命全権大使を歴任。2017年6月19日、日本台湾交流協会理事長に就任。