琉球新報の報道より

7月13日、沖縄の琉球朝日放送(QAB)台湾初のケーブルテレビ局のTVBSと放送分野での様々な協力に合意する覚書を締結しました。心からお祝い申し上げ、下記にそれを伝える琉球朝日放送のニュースと「琉球新報」のニュースをご紹介します。

放送分野における日台の提携は、2013年5月1日に共同通信社と中央通信社が協力協定を締結したことを嚆矢とし、続いて今年の3月23日、神奈川の藤沢エフエム放送(レディオ湘南)と台湾国際放送(中央放送局)が相互協力協定を締結していて、今回の琉球朝日放送とTVBSの提携で3件目となります(本会調べ)。

◆琉球朝日放送HP【動画】:QABが台湾TVBSと覚書締結[7月14日]


QAB、台湾CATVと連携 放送覚書締結、交流加速へ

【琉球新報:2017年7月15日】

琉球朝日放送(QAB、那覇市、上里猛社長)は13日、台湾ケーブルテレビ局大手のTVBSと放送分野などでの連携覚書(MOU)を結んだ。同日、締結式が台北市内で開かれ、上里社長、TVBSの廖福順(りょうふくじゅん)最高執行責任者(COO)や県産業振興公社台北事務所の吉永亮太所長らが出席した。両社は沖縄と台湾の文化交流やビジネス交流を加速する。

TVBSは1993年、台湾初のケーブルテレビ局として開局し、現在従業員は約千人。ニュース専門チャンネルやドラマ・バラエティーなど五つのチャンネルを放送している。

廖COOは「沖縄は国際的にも重要な地域でQABとのパートナーシップを台湾と沖縄、そして日本との交流につなげていきたい」とあいさつした。

上里社長は「近年台湾からは多くの観光客が沖縄を訪れている。ニュース素材の交換などメディア同士の連携で、さらに交流を深めていきたい」と述べた。