石川公弘・高座日台交流の会会長が特別ゲストで登壇
大東亜戦争末期、8400人余の台湾の少年たちが志願の上、厳しい選抜試験に合格して日本本土に渡りました。平均14、5歳の台湾少年工たちは寒さや食糧不足に耐え、高座海軍工廠はじめ全国の航空機工場に派遣され、雷電など戦闘機の製造と整備に邁進しました。
このほど、「台湾少年工の歴史を語り継ぐ会」代表の野田貴子(のだ・たかこ)さんは、多くの貴重な写真を駆使して『台湾少年工物語』を著されました。2013年5月、台湾高座会留日70周年記念歓迎大会における台湾高座会の李雪峰会長の講演に感銘し、なんとしても台湾少年工のことを語り継ぎ、後世に伝えて欲しいとの思いから執筆されたそうです。
9月の台湾セミナーでは野田さんに、台湾少年工のことを記録と記憶に残したいと活動を始めた経緯と、台湾少年工だった方たちから託された日本人へのメッセージをお話しいただきます。
当日は、特別ゲストとして『二つの祖国を生きた台湾少年工』の著者で高座日台交流の会の石川公弘(いしかわ・きみひろ)会長をお招きし、来年10月に開催予定の留日75周年記念歓迎大会についてお話しいただく予定です。
セミナー終了後は、講師や特別ゲストを囲んで懇親会を開きます。ご参加の方は、申し込みフォーム、メール、FAXにてお申し込み下さい。
記
◆日 時:平成29年(2017年)9月30日(土) 午後2時30分〜4時30分(2時開場)
◆会 場:文京シビックセンター 4階 会議室B(低層階用のエレベーターをご利用下さい)
東京都文京区春日1-16-21 TEL:03-5803-1100
【交通】地下鉄:丸ノ内線・南北線 後楽園駅 徒歩2分
都営三田線・大江戸線 春日駅 徒歩3分
JR総武中央線 水道橋駅 徒歩10分
◆演 題:台湾少年工の歴史を記録と記憶に残すために
◆講 師:野田貴子さん(「台湾少年工の歴史を語り継ぐ会」代表)
[のだ・たかこ] 東京都生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。東京大学教育学部大学院前期博士課程修了。教育学修士号取得。2006年から2015年まで近畿大学豊岡短期大学通信学部こども学科、大原学園、日本外国語専門学校で非常勤講師として勤務。著書に『台湾少年工物語』。「台湾少年工の歴史を語り継ぐ会」代表。日台稲門会会員。日本李登輝友の会会員。
◆参加費:1,500円(会員) 2,000円(一般) 1,000円(学生) *当日ご入会の方は会員扱い
◆お申込み:こちらのお申し込みフォームをご利用になるか、「お名前、ふりがな、ご住所、お電話番号、メールアドレス(お持ちの方)、性別、会籍(会員・一般・入会希望のいずれか)、懇親会へのご出欠 」を明記の上、メールもしくはFAXにて下記の本会事務局までお申し込み下さい。*9月29日(金) 締切
◆懇親会:講師を囲んで会場の近くにて [参加費=3,000円 学生:2,000円]