新潟市の新潟医療福祉大学が昨年9月、台湾・台中市の中山医学大学と学術交流協定を結んだそうで、1月9日に新潟医療福祉大学が発表したと地元紙の「新潟日報」が報じています。
なお、新潟医療福祉大学は2013年8月1日に台北榮民總醫院と「義肢装具および福祉用具の分野における教育、研究、臨床に関し、「学術と医療の発展のため交流と相互協力に関する協定」を結び、国立陽明大学とも「特に義肢装具および福祉用具の分野における教育、研究に関し、学術と医療の発展のための交流と相互協力に関する協定を締結」しているそうです。
心から祝意を表し、新潟日報の記事を下記に紹介します。
新潟医福大、台湾の医学大と協定 臨床技術の教育で
【新潟日報:2018年1月10日】
新潟医療福祉大(新潟市北区)は9日、台湾の中山(ちゅうざん)医学大と学術交流協定を結んだと発表した。医福大の臨床技術学科を中心に、両国の臨床検査技師教育について学び合うことが狙い。医福大と海外の大学との協定締結は8カ国・地域13校目。
中山医学大は台中市にある私立の医療系大学で、学生は約7400人。協定は昨年9月に締結した。
臨床技術学科では血液などの検査を行う国家資格の「臨床検査技師」や、人工呼吸器などの機器操作を担う「臨床工学技士」を養成している。台湾には臨床工学技士の資格制度がないことから、日本の制度を紹介する。
今後は交流プログラムを相互に準備し、3月に医福大の学生約10人が中山大を訪れる予定。医福大は「台湾の技術向上に寄与したい」としている。