沈清楷氏

第二次大戦後、「住民自決」の権利により、植民地だった多くの国々が独立を勝ち取ったにもかかわらず、台湾だけは新たに中華民国に占領支配され、独裁政権下で弾圧を受けました。

二・二八事件は自治と尊厳を求めて立ち上がった台湾人に対して、国民党政権が行った容赦ない大量殺戮事件で、3万人以上の知識人が犠牲になりました。この事件を記憶に留め、その教訓を生かす為に、私たちは毎年、時局講演会を開いています。台湾人は長年の努力の結果、民主主義体制を勝ち取りましたが、今も国民党の押し付けた憲法や国名に縛りつけられ、中国の圧力によって、国際社会に国家として認知されていません。少しでも台湾独立の意向が見えたら武力攻撃するぞと中国に常時脅迫され、蔡英文政権の舵取りは非常に難しいのが現実です。

今年は台湾独立建国聯盟台湾本部から沈清楷・副主席を招いて「台湾の現状の危機と正名運動の展開」についてお話しします。独立運動の先輩たちからも若者からも期待される台湾の若きリーダーの話を是非、聞きにいらして下さい。本講演の後、台湾の若い活動グループの報告も行う予定です。【使用言語:台湾語(通訳あり)・日本語】

沈清楷(しん・せいかい)氏:1970年生まれ。ベルギーのルーヴァン・カトリック大学(Catholic University of Louvain)に留学。哲学博士。専門は現代フランス哲学・政治哲学。輔仁大学哲学系副教授、台湾独立建国聯盟台湾本部副主席、民視常務顧問。2010年、「哲学の金曜日」を発足し現在まで主宰。ひまわり学生運動闘士。

◆日 時:2018年3月4日(日)  14:00 〜 17:00(13:30開場)

◆会 場:京王プラザホテル 本館4階 花の間
     東京都新宿区西新宿2-2-1 TEL:03-3344-0111
     【交通】JR「新宿駅」西口 徒歩7分/地下鉄大江戸線「都庁前駅」徒歩5分

◆講 師:沈清楷氏「台湾の現状の危機と正名運動の展開」

◆参加費:2,000円 (学生1,000円)

◆懇親会:17:00〜19:00(錦の間・講演会場隣室) 会費=7,000円(学生5,000円)

◆申込み:こちらのお申し込みフォームをご利用になるか、もしくは「お名前、メールアドレス、講演会のご出欠、懇親会のご出欠、一般か学生か(学生の場合は所属の学校名)」を明記のうえFAX(FAX番号:03-6869-5059)にてお申込み下さい。【締切:2月28日(水)】 

◆後 援:全日本台湾連合会 、メルマガ「台湾の声」、日本李登輝友の会、日本文化チャンネル桜、日本政策研究センター、台湾研究フォーラム、アジア自由民主連帯協議会、民主維新、基進党

◆主 催:台湾独立建国聯盟日本本部(王明理・委員長)
     〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-4-7 イマス浜田ビル5階
     TEL:03-6869-3239  FAX:03-6869-5059
     E-mail:wufijapan@googlegroups.com