岩手県の悲願は、花巻空港に国際定期便の就航。足がなければインバウンドもアウトバウンドも成り立たない。花巻には地元の企業や観光協会でつくる「花巻空港国際チャーター便歓迎実行委員会」もある。
岩手県の達増拓也知事は本年1月15日、台湾に赴いて中華航空(チャイナエアライン)の子会社で台湾唯一のLCC航空会社タイガーエア台湾と、花巻空港−台湾間の国際定期便の就航に向けた「国際定期路線の実現の連携に関する覚書」を交わした。
岩手県のその悲願が7月4日に実現することになった。タイガーエア台湾は、花巻〜台北/桃園線を7月4日から定期便化するという。心から祝意を表し、トラベルメディアの「Traicy(トライシー)」の記事を下記にご紹介したい。また「タイガーエア台湾」も伝えているので併せて紹介したい。
祝! いわて花巻空港初の国際定期便が7月4日(水)から就航が決定しました! 就航記念として「行こう!台湾へ」キャンペーンを実施します。夏休みにおすすめしたいスポットといえば、台湾の南廻線で“最も美しい駅”と言われる廃駅―多良駅(台東)から空、山、そして穏やかに広がる太平洋の海が一望できますよ!この夏、少しディープな台湾鉄道の旅をしてみてはいかがでしょうか。
タイガーエア・台湾、7月4日から花巻〜台北/桃園線を定期便化 記念セール開催
【Traicy(トライシー):2018年4月16日】
タイガーエア・台湾は、花巻〜台北/桃園線を7月4日から定期便化することを記念して、東北と台北/桃園を結ぶ路線でセールを4月16日午前11時から17日まで開催する。
対象路線と片道運賃は、仙台〜台北/桃園線は5,700円から、花巻〜台北/桃園線は6,900円から。空港使用料、諸税、支払手数料は別途必要となる。搭乗期間は7月4日から10月27日まで。
タイガーエア・台湾は2014年9月26日に台北/桃園〜シンガポール線で運航を開始。日本には2015年4月2日に東京/成田〜台北/桃園線で初就航し、現在では東京/成田・東京/羽田・大阪/関西・名古屋/中部・福岡・函館・仙台・茨城・花巻・小松・岡山・沖縄/那覇に就航している。