本日ご紹介する、昨年(2017年)4月17日に「友好都市協定」を締結していた千葉県富里市と苗栗県頭份市の事例も、鹿児島県出水市と南投県埔里鎮と同じく、締結当時、インターネットで検索できなかったため、本会で紹介できなかった。
ただ、地元紙の「千葉日報」が2017年4月22日付で「富里市は17日、同市内のホテルで台湾・頭份市と友好都市協定を締結した。30年以上にわたり両市のロータリークラブが交流を続けてきたのが縁で、富里市として初めて海外都市と結ばれた」と報じていたが、それ以降は有料購読となっていて詳細を確認できなかった。
富里市がホームページで、関係写真とともに苗栗県頭份市との「友好都市協定」締結を掲載したのは、提携から約2か月以上を経た7月5日のことだった。
<富里市と台湾頭份市は、1985年にロータリークラブ同士が姉妹クラブを締結以来、30年以上にわたり民間による国際交流が継続して行われています。この縁で市の間でも親書の取り交わしや表敬訪問を互いに行っており、このような経緯から、これまで培ってきた友好関係を礎に、交流を更に幅広く深めるため、平成29年4月17日に友好都市を締結いたしました。今回の締結により、文化・教育・スポーツ・観光など幅広い項目での交流を通じて、両市の繁栄と発展を図ってまいります。>
◆富里市HP:台湾頭份市との友好都市を締結(2017年7月5日)
ちなみに、千葉県で台湾の自治体と都市間提携を締結したのは、千葉県と桃園市の「友好交流協定」(2016年8月9日)が初めてのことで、続いて成田市と桃園市の「友好都市協定」(2016年9月16日)が続き、3件目がこの富里市と苗栗県頭份市による昨年4月17日の「友好都市協定」となる。