昨日掲載の笠間市と農業委員会農糧署が「食を通じた文化交流と発展的な連携強化に関する覚書」を締結でも触れたように、7月24日、笠間市の念願が叶い、宍戸国際ゴルフ倶楽部、台湾ゴルフ協会の三者で笠間市における事前キャンプについて「基本合意書」を締結しています。
調印式は日本台湾交流協会台北事務所の文化ホールで行われたそうで、日本台湾交流協会台北事務所のホームページは広報文化部の松原部長も挨拶したことを伝えています。
松原部長の挨拶にもあるように「24もの自治体が台湾のホストタウンに名乗りを上げて」います。
ちなみに、台湾のホストタウンは、4月26日の第13次登録の21自治体から3自治体が増え、6月28日の第14次登録では24自治体となって、全209の「相手国・地域」で最多となっています。第13次登録の21自治体も最多でしたが、相変わらず台湾人気が高いことを示しています。
台湾の次がフランスの21自治体(20)、3位はオーストラリアの18自治体(17)、4位は米国の17自治体(17)、5位がカナダ(15)、ドイツ(15)、イギリス(14)の15自治体となっています(カッコ内は第13次登録時)。
なお、台湾と同じ隣国の韓国は6自治体で第13次登録と変わらず、日本との友好交流都市数371件を誇る中国も8自治体と第13次登録と変わっていません。日本の自治体が「おもてなしをしたい」というこのホストタウン数に、現在の日本を取り巻く国際関係も明瞭に反映されているようです。
◆中央通信社:台湾ゴルフ選手の練習を無料で受け入れ 茨城県笠間市ら、台湾の協会と合意
台湾ゴルフチームの茨城県笠間市における事前キャンプについて基本合意書が締結されました
【日本台湾交流協会台北事務所:2019年7月26日】
茨城県笠間市は,2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会における台湾のホストタウンとして,事前キャンプの誘致活動や交流事業を行ってきました。7月24日,当協会文化ホールにおいて,台湾ゴルフチームの茨城県笠間市における事前キャンプについて基本合意書が署名されました。当協会広報文化部の松原部長は,挨拶の中で,現在,日本はホストタウン・イニシアティブを推進している,24もの自治体が台湾のホストタウンに名乗りを上げており,台湾は最も人気がある,日本全国で皆様を日本でおもてなしする準備をしている旨述べました。