ドローン(無人航空機)の民間活用が急増する中、ドローンの安全飛行をサポートする「安全飛行管理システム」を開発してドローン市場を軸に事業展開しているブルーイノベーションは、8月22日、台湾のドローンメーカーでリーディングカンパニーのエアロプロビング(翔探科技股份有限公司、AEROPROBING Inc.)と業務提携したと発表した。
ドローンは無線操縦で飛ばすラジコンと違い、コンピュータ制御で自律飛行する無人航空機のことをいうそうだが、いまや用途は、爆撃任務を行う軍用の無人飛行機から、農薬散布などの農業用ロボットの農業用無人航空機や商品を宅配サービスするドローン宅配便、空などからのテレビ撮影用ドローンなど、民間で幅広く活用されるようになっている。
別途紹介したIoT分野にしろドローンにしろ、このような最先端分野で日台が手を組んでいく時代になったようだ。心より祝福し、下記にブルーイノベーションのプレスリリースと「LNEWS」の記事をご紹介したい。
◆ブルーイノベーション:プレスリリース[8月22日]
ブルーイノベーション、台湾のドローンメーカー AEROPROBING Inc.と業務提携
ブルーイノベーション/台湾のドローンメーカーと業務提携
【LNEWS:2019年8月22日】
ブルーイノベーションは8月22日、台湾のドローン メーカー AEROPROBING Inc.と業務提携したと発表した。
ブルーイノベーションは、複数のドローン・ロボットを遠隔で制御し、統合管理するためのベースプラットフォームである Blue Earth Platform を基軸に、点検、警備、物流、教育・安全、エンターテインメントの5つの分野でサービス展開している。
また、最小限のカスタマイズで素早くソリューション開発可能なインドアフライトプラットフォーム「 BI AMY 」を開発 、倉庫内の在庫管理や棚卸といったソリューションにサービス展開している。
AEROPROBINGは、 AIおよびドローンのハードウェア開発に特化した、台湾のドローンのリーディングカンパニー。建設、農業、物流等の分野で商品開発を進め、ビジネスチャンスが期待できる東南アジア市場への展開を進めている。
ブルーイノベーションは、日本のドローンのリーディングカンパニーであり、今後の拡大拠点として台湾を選び、先ずは AEROPROBING と業務提携することで、日本、台湾というお互いの市場で、ブルーイノベーションは農業用 ・教育用ドローン、 AEROPROBING は屋内点検、警備、倉庫内在庫管理といったお互いの商品やサービス を販売し、自社の事業領域を広げるとしている。
■概要
名称:AEROPROBING Inc.
所在地:10688 10F, No.166, Sec.4, Zhongxiao E. Rd., Da’an Dist., Taipei City 106, Taiwan (R.O.C.)
設立:2014年