10月25日、名古屋市(河村たかし市長)と台中市(盧秀燕市長)が「観光分野におけるパートナー都市協定」を締結しました。
昨年(2018年)11月2日、台中市で開催された花博に参加した名古屋市は台中市と「観光友好都市覚書」を交わし、観光に特化したパートナー都市協定の締結に向けて準備し、このほど協定締結に至ったそうです。
この都市間提携は、10月8日の宮崎県高千穂町と花蓮市による「姉妹都市盟約」に続くもので、7月9日に富山県射水市と台北市士林区で結ばれた「友好交流協力に関する覚書」は今年に入って初めての都市間提携でしたから、今年はこれでようやく3件目となります。心からお祝い申し上げ、下記に中央通信社のニュースをご紹介します。
なお、名古屋市と台中市の「観光分野におけるパートナー都市協定」は「観光友好都市覚書」からの引き続きですから、1979年10月以来の都市間提携にカウントせず、宮崎県高千穂町と花蓮市による「姉妹都市盟約」締結時と同じく、1979年10月以来の41年間では89件目、東日本大震災が起こった翌2012年以降は71件です。
◆台中、名古屋簽觀光友好城市協定 名古屋副市長:讓彼此成為最佳觀光推手[10月25日:台中市政府市政新聞]
台中市、名古屋市と観光分野で連携 パートナー都市協定締結/台湾
【中央通信社:2019年10月25日】
台中市政府は25日、名古屋市と観光分野におけるパートナー都市協定を結んだ。協定書に署名した台中市の令狐栄達副市長は、両市間の直行チャーター便運航や主催イベントへの参加、教育旅行交流などの深化に期待を寄せた。
両市は昨年11月、同協定締結に向けた覚書を交わしていた。締結式は台中市庁舎で行われ、名古屋市からは広沢一郎副市長が出席し、サインした。
広沢副市長は、両市は観光資源や文化、経済などの面で非常に多くの共通点があるとし、相互に観光を後押しできるよう期待を寄せた。