柚原正敬氏

米国のトランプ政権ほど台湾を支援した政権はありません。11回もの武器供与や台湾旅行法制定など、世界史に残る台湾との蜜月時代を築き上げました。

バイデン政権がトランプ政権のこの政策をどこまで継承するのか注目されていましたが、ブリンケン国務長官やオースティン国防長官は就任前の上院公聴会で台湾を支持すると表明し、国務省も「中国の台湾への軍事圧力は地域の平和と安定を脅かす」という声明を発表。

バイデン大統領自身も習近平・国家主席との初の電話会談で、新疆ウイグル自治区での人権侵害問題とともに台湾への圧力強化に懸念を示し、「自由で開かれたインド太平洋」を守るとも伝え、概ねトランプ政権を引き継ぐ姿勢が明らかとなりました。

一方、日本の菅政権の台湾への対応は、国務省声明に対する加藤官房長官の発言に明らかなように従来の立場を述べるに止まるものの、自民党・国防部会内に初めて台湾を冠した「台湾政策検討プロジェクトチーム」が発足しました。

そこで、本会の柚原事務局長が日米の台湾をめぐる動きを通して、日本が進めて欲しい台湾政策にも言及して「バイデン政権の台湾政策と日本の対応」と題して話していただきます。

ご参加の方は、申し込みフォーム、メール、FAXにてお申し込み下さい。

*武漢肺炎の影響で会場定員60人が26人となっています。お申し込みは先着26人とさせていただきます。
*参加者は平熱の方のみとし、必ずマスク着用をお願いします。会場で検温し消毒薬を準備しています。

◆日 時:令和3年(2021年)2月20日(土) 午後2時30分~4時30分(2時開場)

◆会 場:文京シビックセンター 3階 会議室1(東京都文京区春日1-16-21 TEL:03-5803-1100)*正面入口右側のエレベーターをご利用下さい。
     【交通】地下鉄:丸ノ内線・南北線 後楽園駅 徒歩2分 
         都営三田線・大江戸線 春日駅 徒歩3分
         JR総武中央線 水道橋駅 徒歩10分

◆演 題:バイデン政権の台湾政策と日本の対応

◆講 師:

柚原正敬氏(日本李登輝友の会常務理事・事務局長)

[ゆはら・まさたか] 昭和30年(1955年)、福島県南相馬市生まれ。早稲田大学中退。1982年、専務取締役編集長として出版社「展転社」を創立、主に天皇、大東亜戦争、台湾に関する作品を担当編集。1995年、台湾研究フォーラムを設立。展転社を退任後の2002年、日本李登輝友の会の設立とともに常務理事・事務局長に就任し現在に至る。台湾歌壇同人。共著に『台湾と日本・交流秘話』『李登輝訪日・日本国へのメッセージ』『誇りあれ、日本よ─李登輝・沖縄訪問全前記録』『李登輝と九州』など。

◆参加費:1,500円(会員) 2,000円(一般) 1,000円(学生) 
     *当日ご入会の方は会員扱い

◆申込み:こちらのお申込みフォームをご利用になるか、「お名前、ふりがな、性別、ご住所、お電話番号、メールアドレス(お持ちの方)、会籍(会員・一般・入会希望のいずれか)、懇親会へのご出欠」を明記の上、メールもしくはFAXにて下記の本会事務局までお申込み下さい。*2月19日(金) 締切

◆懇親会:緊急事態宣言が解除されませんので懇親会は見送ります。

◆主 催:日本李登輝友の会