台湾の半導体受託生産企業最大手の TSMC (Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd.台湾積体電路製造股份有限公司:トヨタ自動車の 2 倍以上の時価総額を有する世界有数の企業) の本県への進出が決定し、菊陽町での新工場建設も始まり、2024 年末までの生産開始が予定されています。それに伴い、熊本と台北との空路も開設される見通しで、台湾から沢山の家族を含む技術者や観光客の来熊が予想されます。

そこで、県民に広く台湾について知る機会を提供することにより、ホスピタリティの心をもって台湾の人々を迎え、熊本と台湾の交流を更に推進するための講演会を企画しました。

講師には、日本李登輝友の会会長として日台交流の推進に努め、台湾の歴史や我が国との関りについて造詣の深い渡辺利夫氏をお招きし、台湾の発展と日台の絆の形成に寄与した日本人についてお話しいただきます。

併せて、会場ロビーにおいて、日本の台湾統治開始直後に渡台し、台湾人子弟の教育に身命を賭して当たり、今日の台湾の発展の基礎を築いた本県出身の教育者、志賀哲太郎と平井数馬に関するパネル展も開催します。 多くの皆様のご来場をお待ちしています。

 令和4年8月吉日

 志賀哲太郎顕彰会
会長 宮本 睦士

◆熊台交流推進講演会─親日国台湾をよりよく知ろう

・日 時:令和4年10月2日(日)10時~12時(9時30分開場)

・場 所:益城町(ましきまち)文化会館
     熊本県上益城郡益城町木山381-1 TEL:096-286-1511

・演 題:台湾と日本のかけはしとなった先人たち

・講 師:渡辺利夫氏(拓殖大学元総長・元学長、日本李登輝友の会会長)

・参加費:無料

【講師・渡辺利夫氏のプロフィール】
拓殖大学顧問、元総長、元学長。1939年6月、山梨県甲府市生まれ。慶應義塾大学卒業、経済学博士。筑波大学教授、東京工業大学教授、拓殖大学教授を経て現職。東京工業大学名誉教授、日本李登輝友の会会長、(公)オイスカ会長、前外務省国際協力有識者会議議長、元アジア政経学会理事長、外務大臣表彰受賞。正論大賞受賞。
主な著書に『成長のアジア停滞のアジア』(吉野作造賞)、『開発経済学』(大平正芳記念賞)、『西太平洋の時代』(アジア・太平洋賞大賞)、『神経症の時代』(開高健賞正賞)、『アジアを救った近代日本史講義─戦前のグローバリズムと拓殖大学』、『放哉と山頭火─死を生きる』、『士魂─福沢諭吉の真実』、『台湾を築いた明治の日本人』、『後藤新平の台湾─人類もまた生物の一つなり』など。

*この講演会は、熊本銀行「ふるさと振興基金」の助成を受けて実施されます。

・主 催:志賀哲太郎顕彰会

・協 賛:日本李登輝友の会熊本県支部・平井数馬顕彰会

・後 援:益城町、熊本県、宇土市、菊池市、菊陽町、RKK、TKU、KKT、(一財)ふくおかフィナンシャルグループ文化芸術財団、熊本日日新聞社

◆お問合せ先
志賀哲太郎顕彰会事務局 折田豊生
TEL:090-8399-4854