日本李登輝友の会は7月11日から14日まで、3泊4日で「李登輝先生墓参訪台団」として台湾を訪問、念願だった新北市の五指山軍人墓地(國軍示範公墓)に眠られる李登輝元総統のお墓に詣でました。
訪台団の団長は辻井正房・副会長、副団長は梅原克彦・副会長がつとめ、参加者は会員のみの31名。
李登輝基金会の董事長で李登輝元総統次女の李安妮さんや泉裕泰・日本台湾交流協会台北事務所代表との懇談、高雄の紅毛港保安堂に建立されている安倍晋三元総理の銅像などを視察しました。
台北では、黄智慧さん(中央研究院民族学研究所)、片倉佳史氏(台湾在住作家)、早川友久氏(前李登輝元総統秘書)、姉妹団体を提携している台日文化経済協会の周福南・副会長、呂昌平・秘書長、蔡永興・常務理事、蔡鴻賢・常務監査、陳茂盛・常務理事、台南では郭貞慧さん(前台南市政府旅游局長)、李退之氏(台南市台日友好交流基金会理事長)、林忠宏氏(元成功大学助教授)などと懇談の場を持ちました。
台湾の総統選挙の現状については、遠景基金会董事もつとめる李明峻・台湾安保協会副理事長から拝聴。頼清徳候補が過半数の支持を得ていないことや柯文哲候補が台風の目となっていることなどを指摘。中国国民党の郭台銘氏の動きにも要注意と指摘。
また、民進党は台湾民衆党が勢力を伸ばすため過半数割れを起こすかもしれないとも指摘。与党の民進党にとってはかなり厳しい国政選挙となるとの分析でした。
3泊4日の短い旅程でしたが、中身の濃い訪台となりました。