8月に台湾を訪問した麻生太郎・自民党副総裁はケタガラン・フォーラムの基調講演で、台湾有事を念頭に「今、最も大事なことは台湾海峡を含むこの地域で戦争を起こさせないことだ」と抑止力について強調しました。その上で、戦う覚悟を伝える意義について「防衛力を持っているだけでは駄目。台湾海峡の安定のためにそれを使うという意思を相手に伝え、それが抑止力になる」と喝破しました。
この発言は「台湾有事それは日本有事です。すなわち日米同盟の有事でもあります。この点の認識を北京の人々は、とりわけ習近平主席は断じて見誤るべきではありません」と指摘した故安倍晋三・元総理の遺志を受け継いでいるという印象を、日本人にも台湾人にも深く刻みました。
そこで本会の柚原事務局長に、麻生発言と安倍元総理が唱道した「自由で開かれたインド太平洋」構想との関係や、日本発の世界戦略構想が日米首脳の共同声明や先進国首脳会議(G7)の共同声明」などでどのように位置づけられているのかをたどり、台湾は日本ばかりではなく世界にとっていかに重要なのかについて話していただきます。
*参加は平熱の方のみとし、熱っぽい方は参加をお控え下さい。
令和5年(2023年)8月19日
日本李登輝友の会
記
◆日 時:8月26日(土)午後2時~4時(1時30分開場)
◆会 場:文京区民センター 3-D会議室
東京都文京区本郷 4-15-14 TEL:03-3814-6731
【交通】都営地下鉄:三田線・大江戸線 春日駅 A2出口 徒歩2分
東京メトロ:丸ノ内線・南北線 後楽園駅 4b出口 徒歩5分
JR総武線 水道橋駅 東口 徒歩10分
◆演 題:台湾の世界的な重要性─麻生発言と「自由で開かれたインド太平洋」構想
◆講 師:柚原正敬氏(日本李登輝友の会常務理事・事務局長、日米台関係研究所理事)
[ゆはら・まさたか] 昭和30年(1955年)2 月、福島県南相馬市生まれ。早稲田大学中退。1982年、専務取締役編集長として出版社「展転社」を設立し、主に天皇、大東亜戦争、台湾に関する単行本を担当編集。1995年、台湾研究フォーラムを設立し代表に就任。展転社を退任後の2002年、日本李登輝友の会の設立とともに常務理事・事務局長に就任し現在に至る。日米台関係研究所理事、台湾歌壇同人。共著に『台湾と日本・交流秘話』『李登輝訪日・日本国へのメッセージ』『世界に生きる大東亜戦争』『合同歌集 国風(くにぶり)』など。
◆参加費:1,500円(会員) 2,000円(一般) 1,000円(学生)
*当日ご入会の方は会員扱い
◆参加費:1,500円(会員) 2,000円(一般) 1,000円(学生)
*当日ご入会の方は会員扱い
◆申込み:こちらのお申込みフォームをご利用になるか、「お名前、ふりがな、メールアドレス、性別、ご住所、お電話番号、会籍(会員・一般・入会希望のいずれか)、懇親会への出欠」を明記のうえ、メールもしくはFAXにて下記の本会事務局までお申し込み下さい。
*8月25日(金)締切
◆懇親会:講師を囲んで会場の近くにて開催予定
[参加費=3,500円 学生:2,000円]