来年1月13日に投開票される台湾の総統選挙は、民進党からは同党主席で現副総統の頼清徳候補、中国国民党からは新北市長の侯友宜候補、民衆党からは同党主席で元台北市長の柯文哲候補が公認候補として名乗りを挙げ、すでに激しい選挙戦を繰り広げています。
加えて、鴻海精密工業創業者の郭台銘氏も、政党推薦を受けないことから11月1日に立候補に必要な署名を提出し、出馬態勢を固めつつあります。
頼候補の支持率は一貫してリードを保ち、総統選挙は頼候補に有利な状況にあるといわれています。しかし、中国国民党と民衆党は総統候補の一本化ができなかった場合でも、野党協力を立法委員選挙に拡大したことから、与党と野党が競っている選挙区では野党が有利に展開しているようです。そこで「総統選では与党に、立法委員選挙では野党に」という、票を分散して一党に集中させないようにする台湾独特の分裂投票を行うのではないかという予想も出ています。
副総統候補や立候補政党の比例区を含む立法委員選の候補者は、11月24日まで中央選挙委員会に登録申請することから立候補者の顔ぶれも決まり、いよいよ選挙も終盤戦です。
そこで、4月に続いて、台湾の政治に詳しい日本台湾基進友の会会長の林省吾氏を講師に、台湾有事が取り沙汰される2024年以降の台湾を大きく左右するこの国政選挙について分析し、また、台湾の選挙結果が日本や米国にもたらす影響などについても言及していただく予定です。
セミナー終了後は、講師を囲んで懇親会を開く予定です。ご参加の方は、申し込みフォーム、メール、FAXにてお申し込み下さい。
*参加は平熱の方のみとし、熱っぽい方は参加をお控え下さい。
令和5年(2023年)11月3日
日本李登輝友の会
記
◆日 時:2023年11月25日(土)午後2時〜4時(1時30分開場)
◆会 場:文京シビックセンター 5階 会議室A
東京都文京区春日1-16-21 TEL:03-5803-1100
【交通】東京メトロ:丸ノ内線(4a・5番出口)・南北線(5番出口) 後楽園駅 徒歩3分
都営地下鉄:三田線・大江戸線(文京シビックセンター連絡口)春日駅 徒歩3分
◆演 題:台湾総統選挙の行方と日米への影響
◆講 師:林省吾氏(日本台湾基進友の会会長)
[りん・しょうご] 台湾・高雄出身。2005年に来日。日本台湾基進友の会会長。日台関係を分析して台湾へ発信し、台湾の現状を日本に伝達する、華語/日本語の二刀流コラム記事を執筆中。
◆参加費:1,500円(会員) 2,000円(一般) 1,000円(学生)
*当日ご入会の方は会員扱い
◆申込み:こちらのお申込みフォームをご利用になるか、「お名前、ふりがな、メールアドレス、性別、ご住所、お電話番号、会籍(会員・一般・入会希望のいずれか)、懇親会への出欠」を明記のうえ、メールもしくはFAXにて下記の本会事務局までお申し込み下さい。
*11月24日(金) 締切
◆懇親会:講師を囲んで会場の近くにて開催予定[参加費=3,500円 学生:2,000円]