趙中正・総統府国策顧問
5月20日、台湾に民進党の頼清徳政権が発足しました。台湾では同じ政党による3期連続政権は初となる頼清徳政権ですが、陳水扁政権以来の少数与党という「ねじれ国会」のため立法院の運営は難航しています。
6月には、野党の国民党と民衆党が、立法院の権限を拡大して総統権限を弱体化する「立法院職権行使法案」や「刑法改正案」を成立させたものの、行政院や頼総統は司法院に違憲審査と法律の一時停止を申し立て、7月19日にこれらの法案は憲法法廷で条文適用の半年間停止が決定しました。今後、違憲審査でどのような判決が出るのか注目されています。
そのような中、頼清徳政権は8月1日、総統府顧問に相当する資政や国策顧問のメンバーを発表。資政（27人）には新たに蘇貞昌・元行政院長や謝長廷・前駐日台湾代表などが任命されました。国策顧問（73人）には新たに日本在住の趙中正・全日本台湾連合会会長や陳天隆・日本台湾後援会会長なども任命され、日本在住者が任命されたのは2000年からの陳水扁政権で国策顧問に任じられた金美齢氏以来のことです。
そこで、9月の台湾セミナーでは、本会副会長でもある趙中正・全日本台湾連合会会長を講師に「国策顧問として頼清徳総統に期待すること」と題してお話しいただきます。
セミナー終了後は、講師を囲んで懇親会を開く予定です。ご参加の方は、申し込みフォーム、メール、FAX、QRコードにてお申し込み下さい。
＊参加は平熱の方のみとし、熱っぽい方は参加をお控えください。
＊セミナーのキャンセルは、前日までにメールまたは電話、FAXにてご連絡ください。
＊懇親会のキャンセルは、必ず前日18時までにご連絡ください。予約人数の当日変更はできません。当日キャンセルは懇親会費をお支払いいただきます。
日本李登輝友の会
記
◆日 時：2024年9月28日（土） 午後2時～4時（1時30分開場）
◆会 場：文京シビックセンター 5階 会議室Ｃ
東京都文京区春日1-16-21 TEL：03-5803-1100
【交通】
東京メトロ後楽園駅・丸ノ内線（4a・5番出口）南北線（5番出口）徒歩1分
都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線（文京シビックセンター連絡口）徒歩1分
◆演 題：国策顧問として頼清徳総統に期待すること
◆講 師：趙中正氏（総統府国策顧問・全日本台湾連合会会長）
[ちょう・ちゅうせい］ 1944年（昭和19年）1月生まれ。日本大学法学部を卒業後、南カリフォルニア大学大学院へ留学。1969年11月、25歳にしてオアシス商事を創立し代表取締役に就任。台南出身の父親の影響を受けて青年期から台湾独立運動に深く関わり、ブラックリスト解除後の1992年11月、初めて台湾を訪問。台湾初の政権交代実現後、僑務委員会の僑務委員や諮問委員を歴任。2017年6月、全日本台湾連合会会長に就任。日本蔡英文総統後援会会長や全日本頼清徳後援会会長などを務め、本年8月1日に頼清徳総統より総統府国策顧問に任命。日本李登輝友の会副会長。研究会副会長兼事務局長。盛岡中央ロータリークラブ元会長。
◆参加費：1,500円（会員） 2,000円（一般） 1,000円（学生）
＊当日ご入会の方は会員扱い
QRコード
◆申込み：こちらのお申込みフォーム、あるいは上記のQRコードをご利用になるか、「お名前、ふりがな、メールアドレス、性別、ご住所、お電話番号、会籍（会員・一般・入会希望のいずれか）、懇親会への出欠」を明記のうえ、メールもしくはFAXにて下記の本会事務局までお申し込み下さい。 ＊9月27日（金） 締切
◆懇親会：講師を囲んで会場の近くにて開催予定［参加費＝4,000円 学生：2,000円］
◆主 催：日本李登輝友の会
