地震は日本でも台湾でも頻繁に起こり、そのたびに双方は励まし合い、義捐金などを送り合う「善の循環」と称される間柄となっています。
昨年1月の能登半島地震では、台湾からは、半月の募金期間にもかかわらず民間だけで約25億4500万円もの義捐金が寄せられ、被災地では台湾の慈済仏教基金会が炊き出しを行いました。同基金会はその半年後、1万2000戸もの被災世帯に人数に応じたお見舞金(13万円~17万円)まで配布したことはいまだ記憶に新しいことです。同基金会は、東日本大震災のときも被災世帯ごとにお見舞金を手渡していました。
同基金会はまた、昨年4月に起きた花蓮沖を震源とする台湾東部地震の際には、避難所となった小学校に地震発生後3時間ほどで避難所用室内テント50セットを運び込んでいます。そのスピードの速さとともに、同基金会が独自開発したというこの室内テントは工具を使わないで容易に組立てられ、30秒ほどで設営できることも注目されました。
そこで、以前から慈済仏教基金会の地震支援活動に注目してきた、台湾歴39年となる藤重太氏に「なぜ台湾(慈済)の地震対応が早くてスゴいのか」と題してお話しいただきます。
セミナー終了後は、講師を囲んで懇親会を開く予定です。ご参加の方は、申し込みフォーム、メール、FAX、QRコードにてお申し込み下さい。
*参加は平熱の方のみとし、熱っぽい方は参加をお控えください。
*セミナーのキャンセルは、前日までにメールまたは電話、FAXにてご連絡ください。
*懇親会のキャンセルは、必ず前日18時までにご連絡ください。予約人数の当日変更はできません。当日キャンセルは懇親会費をお支払いいただきます。
日本李登輝友の会
記
◆日 時:2025年1月25日(土)午後6時30分~8時15分(6時15分開場)
◆会 場:文京シビックセンター 5階 会議室C
東京都文京区春日1-16-21 TEL:03-5803-1100
【交通】
東京メトロ後楽園駅・丸ノ内線(4a・5番出口)南北線(5番出口)徒歩1分
都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線(文京シビックセンター連絡口)徒歩1分
◆演 題:なぜ台湾(慈済)の地震対応が早くてスゴいのか
◆講 師:藤重太氏(台湾日本研究院主任研究員、アジア市場開発代表、本会常務理事)
[ふじ・じゅうた]昭和42年(1967年)、東京生まれ。高校卒業後、国立台湾師範大学国語教学センター留学を経て国立台湾大学国際貿易学部卒業。1992年、香港にてアジア市場開発を創業。2011年以降、小学館、講談社の台湾法人設立などをサポートし、台湾講談社メディアの総経理(GM)を務め、台湾経済部系シンクタンク「資訊工業策進会」顧問として政府や企業の日台交流のサポートを行う。2016年、台湾に富吉國際企業管理顧問有限公司を設立して代表に就任。主な著書に『中国ビジネスは台湾人と共に行け 』『国会議員に読ませたい台湾のコロナ戦』など。
◆参加費:1,500円(会員) 2,000円(一般) 1,000円(学生)
*当日ご入会の方は会員扱い
◆申込み:こちらのお申込みフォーム、あるいは上記のQRコードをご利用になるか、「お名前、ふりがな、メールアドレス、性別、ご住所、お電話番号、会籍(会員・一般・入会希望のいずれか)、懇親会への出欠」を明記のうえ、メールもしくはFAXにて下記の本会事務局までお申し込み下さい。 *1月24日(金) 締切
◆懇親会:講師を囲んで会場の近くにて開催予定[参加費=4,000円 学生:2,000円]